男子会メンバー
- 川北
- 呼吸器外科・心臓血管外科・循環器内科病棟心筋梗塞や大動脈解離などの緊急治療、心臓、肺の手術、心不全治療、
心臓カテーテル検査などを受けた患者さんの、合併症予防および異常の早期発見と
その対応を実践しています。
また血圧や食事・薬物管理など退院後の健康管理に関する患者指導に力を入れています。
- 片岡
- 脳神経外科、脳血管治療科、神経内科病棟脳卒中や脳の障害等でおこる意識障害や手足の麻痺に対して、
術前術後管理からセルフケア自立への援助を行っています。
意識レベルと機能の改善を目指して看護しています。
- 田口
- 糖尿病内科病棟糖尿病教育入院では、薬物療法、運動療法、食事療法などについて勉強し、
自己管理ができるよう、患者さん、ご家族といっしょに日常生活について考えます。
- 岩﨑
- ICU・CCU/HCUICU・CCU/HCUは心臓、脳、消化器の術後管理、
重症心不全・呼吸不全・腎不全・多発外傷等の管理をしています。
合併症予防や異常の早期発見の為、特に観察力やアセスメント力そして
実践力が求められる現場です。
- 小谷
- 小児病棟急性期から慢性期、年齢もさまざまな子どもが入院してきます。
子どもは自分の症状を伝えられない場合も多いので、家族からの情報、観察力が重要です。
また、治療がスムーズに進み、子どもの不安を軽減するためにも、
家族とのコミュニケーションを大切にしています。
女性が多い職場で働くのはどんな感じ?

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小谷
僕は最近気になることがあって…ナース服を毎回洗わないというか、
一回着て、次もまた着てたらニオイ大丈夫かなみたいな。(笑)
いい匂いの女性が多いので、このニオイどう思ってんだろなーって。
ありません? -
一同 (笑)
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片岡
あります、あります(笑)
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岩﨑
あるあるやな、これ(笑)
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田口
女性が多い職場…学生になってからもう既に女の人ばっかりやないですか。
やもんで、なんかもう麻痺しとるっていうか。もう普通になったよね。 -
小谷
女性が多い環境やったから、自然と慣れたみたいな感じ?

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岩﨑
でも僕は前の仕事が男の人が多い職場やったから、今は女の人が多いとやっぱすごく気をつかう。
男の人やったら別に何も言わんでも、なんかやったら後でありがとうでいいけど、
女の人はその場で言わんと伝わらんというか…
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一同 あー、わかる!
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岩﨑
パスがうまく届かん感じがあって、それで申し訳ないなって。迷惑かけたことも何回かあったし。
うまいこと気を使っていったら、あっちからもサポートしてくれたり、ちゃんと返してくれたりするもんね。 -
小谷
そういうのあるんですね。
ありがとうって後で言わずに先に伝えとくみたいな。
片岡くんはどうまだ一年もたってないけど。

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片岡
そうですね。まだ2か月とかですね。
僕も学生時代の4年間で培ってきたものがあるのかもしれないですけど、
それこそ普通になってるもんで。今が当たり前みたいになってて(笑) -
川北
俺も、学生4年で看護師なってもう7年か8年で、
10年以上このような環境におるわけで。
今更何をと…(笑) -
一同 (笑)
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小谷
もう慣れてますもんね(笑) みんなけっこう慣れてたっていうことで。
男性看護師が多くてよかったこと

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小谷
他の同期にきいてもたぶん伊勢日赤が男性看護師は一番多いもんな。40人以上おるってまぁないから。僕は、各年齢層に男の先輩がおるっていうのがいいなと思う。上の人達をみて、あー40代くらいになったらこうなるのかなとか、自分の将来像も想像しやすいし、相談も全年齢できるからしやすいっていうのもあると思います。
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田口
僕は、更衣室が淋しくないってこと。
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一同 (笑)
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田口
僕が学生の時は、学年に男は一人とかで周りにいなかったんです。やっぱり着替えるんとかも一人や二人で淋しかったけど、ここは更衣室で誰かしらに会うから話もできるし。
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小谷
会う会う、確かに。あんまり淋しくはないね。
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岩﨑
僕らの時は、一年、二年、三年って上がっていったら、どんどん男がおらんくなって、最終的に一人になって。

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川北
人数がそんなに多いわけでも少ないわけでもないから、たぶん顔見たらみんな知っとるし、ちょうどいい人数なんかなって。時々集まりなんかも年に1回くらいは新人歓迎会とかもあるし。うち5人男おるんやけど。男だけでゴールデンウイークにBBQとかしたり。繋がりがある。
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小谷
男の繋がりめっちゃいいっすね、それ。
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川北
いいやろ(笑)
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小谷
確かに、男多いとできますね、そういうイベント。
片岡くんはなんかある? -
片岡
やっぱり看護師って女性のイメージが強くて、男性看護師って受け入れてくれるのかなって、ちょっと心配しながら看護師になったっていうのはあったんですけど、実際女性の患者さんを看護させてもらった時に、最近男性看護師増えてきたよねとか声掛けしてもらって。男性看護師の先輩達が築いてきてくれたこれまでっていうのがあってよかったなと思いました。おかげで僕らが働きやすくなっとんのやなって。
男性看護師だからこそ、
力を発揮できること

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田口
どうなんやろな?発揮できとんのかな?
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一同 (笑)
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小谷
まぁ発揮できとるかは考えずに、自分の中でこれはできとんのちゃうかなっていうのは?
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田口
僕らが男の人相手にしゃべりやすいって思うんやったら、男の患者さんでも女の人にしゃべりにくいなっていうこととかも、男の看護師になら言いやすいなっていうのは少なからずあるかもしれへんな。
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小谷
それはたぶんあると思うなー。介助とかする時も、女の人やったら恥ずかしい時もあるけど、男の看護師さんおってくれてよかったとか。
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岩﨑
術後の人で60代の男性の人とか、まだ女の人に見られるのは恥ずかしいって人とか。そういう時悩みを打ち明けてくれたり、ありがとうって言ってもらったり。

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川北
男ならではの目線っていうのがやっぱりあるから。教育入院の人とかでも、女の人が気が付いて指導することと、男が指導することってちょっとずつ違う。やっぱり男の人の生活スタイルって、男が指導したほうが聞く人も受け入れやすいというか。スッと入ってくるっていうのはあると思うから、そのへんで力を発揮できるかなと。
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小谷
男の患者さんやったら共感もできますしね。男やったらわかるところが。
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田口
そういうのは嬉しいな。
女性とうまくやっていくコツ

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小谷
いやー、これはもうみんなから一個ずつ披露してもらいましょうかね(笑)
僕からはそうですね…やっぱりしゃべりかける時に、「すみません」だけじゃなくて「なんとかさん、すみません」って。男同士やとこういうのは気にならなかったんですけど、女の人は名前で覚えられると嬉しいって聞いたので。 -
田口
勉強になります。さっそく今日から(笑) 片岡くんはどう?
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片岡
それこそ、「ありがとうございます」とか「休憩お先に行かせていただきます」とかそういう逐一の挨拶をしっかりしなさいってメンターさんに言われました(笑) 特に挨拶は気にする人もおるし、女社会やでなって。気を付けてはいます、その点においては。

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小谷
川北さんはどうですか?
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川北
どうやろな。「うんうん」って話をきくこと(笑)「うんうん、そうだね」って。すべてを受け止める広い心を持つ。
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あーわかる(笑)
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小谷
なんかたまにですけど、「ん?」って言い返したくなる時ありません?
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川北
言い返したくなる時あるけど、「ん。」って(笑)
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小谷
いやーそれは、もう少し経験を重ねないと無理かもしれないです。

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田口
僕は逆に女性として関わるって感じじゃなくて、あんまり性別を意識せんと関わる。中立というか…中性?
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小谷
中性的な感じね。それができたら一番いいな。素も出しやすいやろし。
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岩﨑
僕は社会人としてしっかり一つひとつ丁寧に何も忘れずに挨拶していくのが大事かなと思います。中性的にはなれやんな(笑)
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小谷
それは田口くんしかできやんのちゃうかな(笑)
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田口
男として見られてない感じ(笑)
職場の雰囲気は

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田口
今の病棟いいよー!この前も京都動物園に行ってきた。
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岩﨑
すごいなー!
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小谷
めっちゃ仲ええやん。めっちゃ雰囲気ええやん。
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田口
そうっすね。けっこうみんな仲いいかなって思います。
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小谷
岩﨑さんは病棟も変わられましたけど、どうですか?
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岩﨑
やっぱり急性期の患者さんが多いもんで、ピリピリはしとるんですけど。まぁでも空いてる時間はしゃべって。僕は「うんうんうんうん」って聞きながら(笑) 先輩方の話を。
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小谷
変わられて何年ですか?
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岩﨑
一年経ったところです。元々は内科から急性期やもんで、はじめはわからんことばっかりでしんどくて、本当についていくの大変で。難しいことだらけですけど、先輩たちが色々教えてくれるもんで、自分にとってはいい勉強になっとるかなって。
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片岡
僕は新人に色々教えてくださる環境ができていてありがたいなと思います。僕はAチームなんですけど、ほかのチームとかもリカバーやったりSCUやったり、色んな人が声をかけてくれるので。

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小谷
すごい、協力体制が整ってるんやな。嬉しいな、新人からしたら。
川北さんはどうですか? -
川北
やっぱり急性期なもんで、出入りは激しいし、バタバタしとる時はちょっと殺伐とするけど。でもまぁ遊びに行ったりもするし、割と飲み会があって、けっこうみんな出席する感じ。先生らとも仲いいもんで、誘ってもらったり。
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田口
小児もよさそうやん。昼飯、一緒に食べとるし。すごく仲良しなんやなって。
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小谷
最近はなくなったんですけど、最初はそうでしたね。休憩のグループは全員で食べるっていう。やから新人の時は入りやすかったです。一緒に食べる時に話を聞いたりできたんで。雰囲気はかなりいいと思います。
赤十字病院の好きなところ

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小谷
僕はフィットネスがあるのが一番嬉しいですね。病院だけっていう堅いイメージじゃなくて、ちょっと職員に対してもサービス感があって、なんかこう仕事する中でちょっとリフレッシュになってるのが僕は嬉しいです。テニスコートもあるし、部活もありますしね。
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田口
確かに、最高やね。
僕は更衣室にシャワーがあるところ。すごい嬉しいですね、職員が気兼ねなく使えるんで。ニオイのケアもできるし(笑) 職員のこと考えて作ってあるんやなって。 -
川北
当直室がいっぱいあんのもすごい。
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田口
家遠い人からするとありがたいやろなって。
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片岡
僕は、ナースウェアが5着あるのがいいなって。他の病院で働いてる人に聞いたら2~3着とかで。5着あると余裕をもって着れるんでいいなと思います。

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小谷
あとは、病院内がすごく清潔できれい患者さんからも「きれいな病院で良かった」とか言われるし、安心感を与えつつ仕事できるのは有利かなって思ってます。
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田口
あとは急性期の病院やもんで患者さんの入れ替えとかもパパってけっこう早いから、色んな患者さんみれたりするんもいいよね。
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小谷
自分の経験としてもプラスになるね。
理想の看護師像、今後のキャリアについて

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岩﨑
理想の看護師像…難しいな。急性期一年目なもんでまだ遠くは見れないんですけど、術後患者さんの関わりとかをもっと勉強して、たくさん知識をつけていって、ICU/CCU・HCUでなんとか頑張っていこうかなって思っています。みんなさきのことある?まだ僕は全然見えてなくて。
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川北
専門とか認定とかっていうのは思うけど、思っとるだけで。でもこのくらいの歳になってくると大学で仲よかった同期とか、ドクターヘリ乗り出したり、D-MATの資格とったりしてるんで。何かしらの、もっと上位の資格を取りたいなっていうのはあります。
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小谷
何かしら。これといってまだ、なんか目星付けてるやつとかないんですか?
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川北
気になるっていうか、一番今興味があるのは嚥下の認定看護師。
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田口
僕もまだそんなに遠くは見れてないし、まだやらなあかんことがたくさんあるけど、今の病棟はその糖尿の資格とかも取れるもんで、落ち着いたら勉強してみたいなって思う。まずはそっから。自分の病棟でとれる資格を一個ずつ取っていって今のところでしっかり働けるようにしていきたいですね。
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小谷
片岡くんはどう?

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片岡
遠い看護師像としては、災害看護についても興味があるし、研究職について大学で先生になって研究をずっと続けるのも楽しそうやなと思うし、それこそ資格とか取ってバリバリ働くのもいいなって。すごく色んなことに興味はあるんですけど、目の前のこととしては脳外科配属になったんで、脳外科の病棟でしっかり看護できることと、ICU/CCU・HCU、SCUとかそういうところで勉強できたらなって思っています。
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小谷
すごいな。しっかりしとんな、一年目やのに。
僕も遠いところはないですけど、小児科の経験をもう三年させてもらったんで、大人の病棟をちょっと経験させてもらって、こどもも大人もみれるような状態から、自分が将来的にどっちの道を進んで行くか考えて働いていきたいですね。大人の病棟に行くのが第一目標って感じです。
看護学生さんに

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小谷
看護学生として男の人が増えてきてますけど、実際働いてみたら周りにも男がいてよかったです。女性のスタッフの中でも問題なく男性看護師として働ける環境は整っています。なので、是非是非看護師として働くことに不安を持つことなく上がってきてください。

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田口
まとめやん、もう(笑)
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一同 (笑)
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田口
学生の時は必死に勉強しやないかんなと思って、やっていると思うんですけど、一個ずつやっていったら成長できると思うんで、自分のペースで頑張ってください。

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岩﨑
三重県の日赤ってここ一ヵ所なんで、誇りを持って仕事できるっていうのもありますし、看護師の人数も多くて780人、男性も40人いてすごく働きやすい職場やなという風に思ってますんで、みなさん就職の際は日赤に、よろしくお願いします。
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田口
それがあった(笑)

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川北
学生さんは、サークルにバイトに勉強にと忙しい毎日をおくっているかと思うんですが、看護師になって仕事し始めると色々と大変で、やりたくてもできないこととかもあるんで、学生の間は学生のうちしかできやんことを楽しんでください。また看護師になってお会いしましょう。

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片岡
一番締めが新人って(笑)
今、働きはじめて3ヶ月くらいで、なんか看護師やってて辛いなと思うこととか大変やなと思うことがたくさんあるんですけど、学生生活の実習を思い出したら、あの時辛かったから今でも乗り越えられるやろなっていう気持ちになるんで、学生生活の実習を思いっきり全力を尽くして頑張って欲しいです。それを乗り越えてもらえば看護師も大丈夫です
